「冬のスウェーデンは暗く寒さも厳しいので…」北国の船大工が春を心待ちにする理由世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。3月18日(金)の放送では、スウェーデンのラムゾ島を紹介した。スウェーデンの首都ストックホルムの東にあるラムゾ島。そこで造船業を営むのが、創業120年のブル
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世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。
3月18日(金)の放送では、スウェーデンのラムゾ島を紹介した。
スウェーデンの首都ストックホルムの東にあるラムゾ島。
そこで造船業を営むのが、創業120年のブルームバーグ造船所だ。
代々優れた木造船を作ってきたが、今は2人のベテラン船大工が主に修理を担当。
昔ながらの技術を駆使して、古い木造船をよみがえらせている。
船大工のひとりであるサーシャ・ヤンケさんは、「木造船を扱う大工は、船のすべてを知らないといけません。
マストから船底までメンテナンスを行います」と話す。
海と島の国、スウェーデン。
多くの島が浮かぶこの一帯は冬になると凍結し、木造船は走れなくなる。
そんな時期には船を陸揚げし、乾燥とメンテナンスを行う。
造船所にとって、とても忙しい季節だ。
「冬のスウェーデンは暗く寒さも厳しいので、早く暖かくなって船を浮かばせたいです」(ヤンケさん)
北国の船大工が心待ちにしている春は、間もなくやって来る。
なお、次回3月25日(金)放送の『港時間』は、アメリカ・フロリダにあるフォートローダーデールを特集。
「アメリカのヴェニス」と呼ばれる港で活躍するクルージングマネージャーを紹介する。
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